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麻也不在の最終ライン…槙野の中で増してきた「自分がやらなければいけない」という思い

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日本代表DF槙野智章

 最終ラインの大黒柱を欠いて迎える2連戦となる。ロシアW杯アジア最終予選で全試合フル出場を果たし、日本代表の守備の要であるDF吉田麻也が、左膝内側側副靱帯損傷で負傷離脱しており、今回の欧州遠征には招集されなかった。ハリルジャパン不動のCBが不在となる中で、招集されたメンバーの真価が問われることとなる。

 DF槙野智章が語る。「吉田選手がいないというところで、今回来ている選手たちで何ができるか、そして彼がいない中で、どういう変化を加えられるかを一つ出していかなければいけない」と――。吉田不在のケースは、W杯本大会でも可能性として考えられる。だからこそ、ピッチに立つメンバーに何ができるかを、今遠征で示さなければならない。

「まずは、この2戦に必ず勝つ。そして、ゼロに抑える。そこに焦点を合わせていかないといけないと思っています」

 DF陣では31歳のDF長友佑都に次ぎ、30歳の槙野とDF森重真人が年長者となる。「吉田選手がケガということもあるが、自分が求められること、そして自分がやらなければいけないという責任感が、自分の中で増してきている」とチームの先頭に立つ覚悟を持ちつつ、ピッチに立とうとしている。

(取材・文 折戸岳彦)

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