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悲願の初優勝を目指すポルトガル、フランスを警戒も指揮官「優勝の可能性は十分にある」

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 ポルトガル代表は10日にEURO2016決勝でホスト国のフランス代表と対戦する。フェルナンド・サントス監督は「我々は優勝を強く信じている」と力強く語った。欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイトが伝えている。

 ウェールズとの準決勝で今大会初めて90分間での勝利をおさめたポルトガル。苦しい試合が続いたが、なんとか自国開催となった2004年大会以来、3大会ぶり2度目の決勝進出を決めた。その相手は開催国フランスとなる。

 サントス監督は、「フランス代表について議論する点は特にないと思う。誰もが彼らをよく知っている。大会の優勝候補はフランス、スペイン、ドイツの3チームだと私は最初から言ってきた」と語り、「警戒すべき選手と言えば、フランスの全選手を要注意選手に挙げるよ。世界中のビッグクラブでプレーしている、有名でクオリティーの高い選手ばかりだ」と冗談交じりにフランスを警戒した。

 しかし、ポルトガルも負けていないとサントス監督。「優勝の可能性は十分にある。ポルトガルにも独力で試合を決められる選手が何人もいる」と決勝まで駒を進めた選手たちの出来に胸を張る。さらに朗報がある。準決勝を負傷で欠場したDFペペについて「何の問題もないようだった」とサントス監督は語り、守備の要が決勝戦で復帰する見込みだと明かしている。

 運命の決勝戦は日本時間11日の午前4時キックオフ。ポルトガルとしては2017年にロシアで開催されるコンフェデレーションズ杯に初出場するためにも悲願の初優勝を果たしたいところだ。

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