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澤がU-20女子W杯抽選会に参加、「ドキドキ感があった」

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 今年8月19日から9月8日まで日本で開催されるU-20女子W杯の組み合わせ抽選会が4日、都内で行われ、U-20日本女子代表はメキシコ、ニュージーランド、スイスと同組になった。吉田弘監督は「この年代のチームは、どの国もレベルがどれくらいか分からない。どの相手も試合をやってみないと分からない」と気を引き締め、開催国として臨む大会に「ホスト国の重圧にかかりすぎずに自分たちが楽しむことが大事。優勝を目指してがんばりたい」と誓った。

 抽選会には、なでしこジャパンの澤穂希(INAC神戸)、安藤梢(デュイスブルク)、岩清水梓(日テレ・ベレーザ)、熊谷紗希(フランクフルト)の4選手もドロワーアシスタントとして参加。澤は「自分たちがW杯に出るようなドキドキ感、緊張感があった」と重責を果たしてホッとした表情を見せると、「日本でW杯を開催できることなんてなかなかない。なでしこの後輩たちには是非優勝してほしい」とエールを送った。

 昨年の女子W杯でもグループリーグで対戦したニュージーランド、メキシコが今回も同組になった。なでしこジャパンはこの2チームに連勝し、世界一へ弾みを付けた。U-20女子W杯も日本の初戦はメキシコ、第2戦はニュージーランドが相手。「最初の2試合で連勝できれば有利だし、特に1試合目はとても大事。勝利して勢いを付けられれば」。自分たちの再現を期待する澤は同大会の直前にロンドン五輪を控えていることもあり、「ロンドンでしっかり結果を残して、プレッシャーじゃないけど、励みを与えられれば」と、女子代表による“世界連覇”を目指すつもりだ。

(取材・文 西山紘平)

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