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フットサルW杯の次はコンフェデ杯? カズ「準備をしておかないと」

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 11月に開催されたフットサルW杯で、史上初となる決勝トーナメント進出を果たしたフットサル日本代表。2日には、大田区総合体育館で行われた「フットサルW杯日本代表報告会」には、ミゲル・ロドリゴ監督と大会参加14選手が集まり、ファン・サポーターに応援の感謝の言葉を語った。

 報告会後、FP三浦知良(横浜FC)は、「9月のキャンプから約1か月、フットサルファミリーの中に入り、いろんなことを教えてもらった。日の丸の重みを感じて、責任感もあらためて経験できた。約1か月、毎日一緒にいた選手たちと、約2週間ぶりに会って今回の日本代表をあらためて誇りに思ったし、自分の財産になった」と、笑顔で語った。

 今後のフットサル日本代表でのプレーについては「僕はもういいんじゃないですかね。若い人に一人でも、多く挑戦してほしい」と話したが、Fリーグ再参戦は実現しそうだ。

「スケジュールさえ合えば。(サッカーとフットサルの)両方をやる難しさも今回、わかったので、軽々しく『参加する』と言うのはどうかと思いますが、フットサルファミリーの力になれるのであれば。今回、(フットサル日本代表から)戻って2週間くらい、チーム(横浜FC)の練習にも参加したんですけど、自分のサッカーにも非常にフットサルのプレーが活かせた場面がありました。試合は出ていないのですが、紅白戦なり、練習なりで、すごく活きたので。フットサルを自分がやることもすごくプラスになると思うので。北海道は、もうユニフォームを用意してくれていたので(笑)。さっきユニフォームを見せられた。KAZU 11っていうユニフォームができ上がっていて、既成事実がつくられていたので(笑)。でも、W杯に出て、今回のピッチに立って、またやりたい感じになりましたね」

 フットサル代表からの引退を示唆したカズだが、A代表復帰には意欲を見せた。コンフェデ杯の組み合わせについて聞かれると「すごい組だよね。メキシコ、イタリア、ブラジルだからね。もちろん出たいよ。準備をしておかないと」と話した。開催国ブラジルの永住権を持っているため「ビザはいらないんで。いつでも行けるんで」と、第2の母国での日本代表復帰も視野に入れた。

(取材・文 河合拓)

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