豪州戦へメンバーシャッフルで最終調整、ザック「先発は決めてない」
日本代表は24日、韓国北部の坡州(パジュ)で練習を行い、25日のオーストラリア戦に向けて最終調整した。試合を翌日に控え、紅白戦など実戦的なメニューで攻守の戦術を確認。チーム分けは前日23日の練習から大きく入れ替え、選手たちも「だれが出るか分からない」と声をそろえた。
練習後、報道陣の取材に応じたアルベルト・ザッケローニ監督は練習でのチーム分けについて「スタメンと控えで分けたわけではない」と説明。「試合はまだ明日。先発は決めていない」と言葉を濁した。ただ、中国戦(3-3)で1トップを務めたFW柿谷曜一朗は2日連続でトップ下に入っており、FW豊田陽平かFW大迫勇也のどちらかが1トップで先発するのは間違いない。最終ラインでもDF栗原勇蔵の相棒として前日はDF鈴木大輔、この日はDF千葉和彦を試しており、中国戦のDF森重真人からは変わりそうだ。
「この大会の最大の目的はできるだけ多くの選手を見ることだが、全員を試合で見れる可能性は非常に低い」。ザッケローニ監督は一貫して23人全員を起用する考えを否定している。この2日間の練習を見る限り、FW工藤壮人、MF高萩洋次郎、MF山口螢、MF青山敏弘、DF駒野友一、DF栗原勇蔵、GK西川周作は中国戦に続いて先発するのではないか。中3日で迎えるオーストラリア戦だが、大幅な入れ替えとはならない可能性が高い。
選手の組み合わせは入れ替えながらも、オーストラリア対策は入念に行った。サイドにスペースが生まれやすいとのスカウティングから、サイドで数的優位をつくって速い攻撃を仕掛ける形を繰り返し確認。「日本のいいところは技術力とスピード。特にスピードに乗った技術力がある。それを出せるフォーメーション(メンバー構成)にしようと思っている」。指揮官はそう説明したうえで、「スピードに乗った技術力を出すには、コンディションと気候も影響する。明日があまり暑くなければいいなと思っているが、まずは相手より日本の武器を考えないといけない」と力説していた。
▼戦術練習でのチーム分け
[水色ビブス組]
大迫
山田 柿谷 工藤
青山 高橋
駒野 森脇
栗原 千葉
[ビブスなし組]
豊田
原口 高萩 齋藤
扇原 山口
槙野 徳永
森重 鈴木
(取材・文 西山紘平)
▼関連リンク
東アジア杯2013特集
練習後、報道陣の取材に応じたアルベルト・ザッケローニ監督は練習でのチーム分けについて「スタメンと控えで分けたわけではない」と説明。「試合はまだ明日。先発は決めていない」と言葉を濁した。ただ、中国戦(3-3)で1トップを務めたFW柿谷曜一朗は2日連続でトップ下に入っており、FW豊田陽平かFW大迫勇也のどちらかが1トップで先発するのは間違いない。最終ラインでもDF栗原勇蔵の相棒として前日はDF鈴木大輔、この日はDF千葉和彦を試しており、中国戦のDF森重真人からは変わりそうだ。
「この大会の最大の目的はできるだけ多くの選手を見ることだが、全員を試合で見れる可能性は非常に低い」。ザッケローニ監督は一貫して23人全員を起用する考えを否定している。この2日間の練習を見る限り、FW工藤壮人、MF高萩洋次郎、MF山口螢、MF青山敏弘、DF駒野友一、DF栗原勇蔵、GK西川周作は中国戦に続いて先発するのではないか。中3日で迎えるオーストラリア戦だが、大幅な入れ替えとはならない可能性が高い。
選手の組み合わせは入れ替えながらも、オーストラリア対策は入念に行った。サイドにスペースが生まれやすいとのスカウティングから、サイドで数的優位をつくって速い攻撃を仕掛ける形を繰り返し確認。「日本のいいところは技術力とスピード。特にスピードに乗った技術力がある。それを出せるフォーメーション(メンバー構成)にしようと思っている」。指揮官はそう説明したうえで、「スピードに乗った技術力を出すには、コンディションと気候も影響する。明日があまり暑くなければいいなと思っているが、まずは相手より日本の武器を考えないといけない」と力説していた。
▼戦術練習でのチーム分け
[水色ビブス組]
大迫
山田 柿谷 工藤
青山 高橋
駒野 森脇
栗原 千葉
[ビブスなし組]
豊田
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(取材・文 西山紘平)
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