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元同僚が欧州CL決勝で痛恨ミス…「幾度となく救われた」武藤嘉紀が信頼のメッセージ

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リバプールGKロリス・カリウスについて口を開いた日本代表FW武藤嘉紀

 日本代表FW武藤嘉紀は27日の練習後、欧州チャンピオンリーグ(欧州CL)決勝のピッチに立ったリバプールGKロリス・カリウスについて口を開いた。2人は2015-16シーズンの1年間、マインツで共にプレー。大舞台で決定的なミスを犯した元同僚に向け、「絶対に次への力に変えられる選手」と信頼の気持ちを述べた。

 リバプールの正守護神を務めるL・カリウスは、26日に行われた欧州CL決勝で、スローイングをFWカリム・ベンゼマにカットされて先制点を献上。1-2で迎えた終盤にはFWガレス・ベイルのシュートをキャッチし損ね、自身の2つのミスが敗戦に大きくつながってしまった。

 武藤は移籍1年目、当時弱冠22歳だったL・カリウスと共にプレーしていた。その年のマインツは6位躍進を成し遂げ、そんな活躍を認められた守護神は翌シーズン、プレミアリーグのリバプールへの移籍を果たした。当時を思い出す武藤は「本当に幾度となく救われた」と振り返る。

 だが、今回は異なる形で注目を集めることになってしまったL・カリウス。「ああいう大舞台に立っていて、ミスはありましたが、考えられない重圧があったと思う」と旧友を思いやった武藤は「絶対に次への力に変えられる選手」と信頼は変わらず。力強い表情で「そう、信じています」と締めくくった。

(取材・文 竹内達也)

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