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西野監督が本田の状態に言及、セネガル戦先発の「ベースは初戦」

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右太腿打撲で別メニューだったMF本田圭佑

 日本代表は21日、ベースキャンプ地のカザンで練習を行い、24日のW杯グループリーグ第2戦・セネガル戦(エカテリンブルク)に向けて調整した。西野朗監督は練習後、報道陣の取材に応じ、セネガルについて「アフリカのチームでは近年にない組織的なチーム」と警戒を強めた。

 19日の第1戦でポーランドに2-1で競り勝ったアフリカの雄に対し、西野監督は「ただ身体能力が高いとか、フィジカルで押してくるだけのチームではない」と指摘。「組織立っているし、ディフェンスがしっかりしている。スピード、パワー、推進力を生かすために、前提となるディフェンスをみんなでやっているのが一番の強みだと思う」と分析した。

 この日はMF本田圭佑(パチューカ)が右太腿打撲のため別調整だった。本田の状態について「昨日の状況だと自分の中では良くないと。今日チェックしてどうかなというところだが、有酸素(系のトレーニング)はかなりやれているので」と説明。詳しい状態は明かさなかったが、セネガル戦に向けて予断を許さない状況のようだ。

 19日のコロンビア戦(2-1)で金星を挙げた日本は2連勝で勝ち点を6に伸ばせば、最終節を待たずに決勝トーナメント進出が決まる可能性もある。日本がセネガルに勝ったうえで、H組もう1試合のポーランド対コロンビアの試合でポーランドが引き分け以下(コロンビアが引き分け以上)という条件だが、中4日で迎える第2戦へメンバーの入れ替えは考えているかという質問には「ベースは初戦という形は考えている」と、基本的にはコロンビア戦のスタメンを継続する考えを明らかにした。

(取材・文 西山紘平)

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