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本田も驚嘆する西野監督の手腕「西野さんがすごいのは…」

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西野監督の手腕について語ったMF本田圭佑

 W杯本大会2か月前の監督交代から西野朗監督は短期間でチームをまとめ上げ、19日のコロンビア戦(2-1)、24日のセネガル戦(2-2)で着実に勝ち点を積み上げた。グループリーグ突破へ必要な勝ち点はあと1。28日のポーランド戦(ボルゴグラード)では引き分け以上で自力での決勝トーナメント進出が決まる。

 日本代表MF本田圭佑(パチューカ)は「結果論だけど、とにかく必死にやっていく中でいい形が出ているのは評価できると思う。それがつくり込めていれば、もう少し違った形ができただろうけど、その期間がなかったので、やれることだけを必死にやってきた」と、5月21日に西野ジャパンとして始動した国内合宿からの約1か月の準備期間を振り返った。

 そのうえで「今日から試合まででやれることが存在するのも事実。そのセンスが2014年にはなかった」と指摘。試合を2日後に控え、「試合までにやれることは何か」という質問には「作業が多すぎて、また言葉足らずで誤解を招くかもしれないけど、一言で言えば対話」と答えた。

「西野さんがすごいのは、タイプとして人の意見を受け入れることに西野さんの強みがあると思っている。そこと、2018年のメンバーに提言できる選手が多いというのがマッチしている。それが2試合に形として表れた。そこは西野さんをすごく評価すべき部分だと思う」

 4年前のブラジルW杯を含め、経験豊富なベテラン選手がそろった西野ジャパン。彼らの意見も積極的に取り入れ、活発な意見交換を通して急ピッチでチーム作りを進めてきた指揮官の手腕には、本田も驚嘆するしかなかった。

(取材・文 西山紘平)

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