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堂安律が子どもたちに語った“15年後への夢”「2度目のW杯に向けて10番を背負う」「ガンバ大阪にタイトルを」

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MF堂安律と子どもたちが「夢の宣誓書」を製作

 日本代表MF堂安律(PSV)が19日、東京都の恵比寿ガーデンプレイスで行われたキッズイベント「『ROAD TO Dream』〜堂安選手と夢を叶えるワークショップ〜」に出席し、子どもたちと15年後までの夢を描いたロードマップ「夢の宣誓書」を製作した。堂安は「簡単な夢じゃないから面白い。夢に向かって頑張ってほしい」とメッセージを送った。

 ワークショップには大丸松坂屋カードVISA会員家族の小中学生11人が参加。それぞれ将来の夢と、3年後、6年後、9年後、12年後、15年後の目標を描いた「夢の宣誓書」を持参した。センター広場には大勢の来店客が詰め掛ける中、壇上でそれを読み上げると、堂安が一人一人の宣誓書にメッセージを書き込んでいった。

 子どもたちからは「日本代表で大活躍したい」「プロのコーチになりたい」「バロンドールを受賞したい」といった夢が語られ、堂安からは「願いは叶う!」「ネイマールを超えろ!」「人と同じことはするな。スペシャルであれ!」と熱い言葉。また「食糧不足を解決する発明をしたい」「医師として苦しむ人を救いたい」といった夢も登場し、「世界を救ってほしい」「日本代表ドクターとして一緒にW杯優勝を目指そう」とメッセージを送っていた。

 さらに「美味しいフレンチトーストが食べられるドッグカフェを開きたい」という堂安ファンの女の子には「僕もフレンチトーストが好きだけど、いまは食べるのを我慢しているので、引退後に通います」と温かい言葉。最後には全員に向けて「こんなにたくさんの人の前で夢を語って、それだけで夢に一歩近づいたと思う。見に来た方々も元気をもらったと思うし、僕もエネルギーに変えて試合を頑張りたい」と決意を語った。

 冒頭では堂安も自身の「夢の宣誓書」を披露した。「W杯でまだ見たことのない景色を」という夢を掲げ、次ロードマップを描いていた。

【 3年後】2回目のW杯出場に向けて10番を背負う。
【 6年後】キャプテンを任されるような存在に。
【 9年後】次の目標へ。
【12年後】ガンバ大阪にタイトルを。
【15年後】次世代にバトンを渡す!

 「オリンピックで特別なものを感じたので(A代表で)10番を背負いたい」と2026年のW杯を見据えた堂安は、その頃には「キャプテンはあいつだと思われるような立ち位置でいたい」と力説。また2030年のW杯後には「サッカーと同じ熱量、情熱を注げる目標を探したい」と述べつつ、「唯一ヨーロッパに行って後悔したのは、ガンバにタイトルをもたらせずに行ったこと」とし、「ガンバ大阪にタイトルをもたらしたい」と再びG大阪でプレーしたい意向を口にした。

 また自身の現状について「20歳の頃に全ての夢が叶った場合のプランを立てていたけど、それが全く叶っていない」ときっぱり。「どこかでその夢を叶えたい」と決意を新たにしていた。

(取材・文 竹内達也)

自身の夢を熱弁

子どもたちにメッセージ

リフティングも披露した


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