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カタールW杯は「誰もが目指す場所」も…FW西村拓真が強調した“目の前”「しっかり優勝して、この活動を終えたい」

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日本代表FW西村拓真

 A代表デビュー戦で2得点。対戦相手は格下の香港だったかもしれない。しかし、FW西村拓真(横浜FM)が確かな足跡を残したのは間違いないだろう。

 4-2-3-1のトップ下の位置に入ると、積極的にボールに絡んで躍動。前半22分にはMF相馬勇紀(名古屋)の縦パスを受けると、巧みなコントロールで対面する相手を翻ろうし、右足のシュートを叩き込んでデビュー弾を記録する。さらに同40分にはドリブルでボールを運び、ミドルレンジから強烈な左足シュートを突き刺して自身2点目を記録した。

 A代表デビュー。そして、初ゴールを含めた2ゴールと確かな一歩を踏み出した。自身も「代表への重みや覚悟、責任は改めてより強いものになった」と語る。しかし、一方で「すべてにおいてベースを上げ、2列目からゴール前に入っていくところや動き回るところ、アグレッシブにプレーするところなどを、より良くして表現していくことは、いつになっても変わらない課題」と改めて課題も感じたようだ。

「自分は日々の積み重ねが大事だと思っている。毎日毎日を大事にして、日々積み重ねをしていきたい」

 カタールW杯は「誰もが目指している場所」だが、目の前のことが大事だと強調する。「日々自分がレベルアップすることが大切。まずはここでしっかり優勝して、この活動を終えたい」とE-1選手権の頂点を見据える。

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