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冨安健洋が右もも裏の状態に言及…W杯ドイツ戦出場は「問題ない」

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MF田中碧とともにウォーキングするDF冨安健洋(写真右)

 アーセナルのDF冨安健洋が13日、カタールW杯を控えた日本代表に合流した。今月上旬の公式戦で負った右ふくらはぎの怪我により、初日のトレーニングは別メニューでピッチを歩いて周回したのみ。それでも終了後の取材対応では、グループリーグ初戦のドイツ戦の出場に「問題ない」と前向きな展望を示した。

 冨安はW杯メンバー発表直後の今月3日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)グループリーグ第6節のチューリヒ戦に後半28分から途中出場。右サイドバックでプレーしていたが、同44分に右太もも裏を押さえて座り込み、そのまま途中交代した。

 その後は公式戦でメンバー入りすることなく、シーズンが中断期間に入り、そのまま日本代表に合流。初日の練習では右膝を痛めているMF田中碧(デュッセルドルフ)とともに松本良一フィジカルコーチに付き添われ、ボールを使う練習はせず、ウォーキングやフィットネスバイクを使ったトレーニングにとどめた。

 それでも冨安は練習後の取材対応で怪我の状態に言及し、「問題ないし、大丈夫だと思う」と強調。これまで怪我をしていた箇所とは「違うところ」と明かしつつ、ドイツ戦への出場見込みに関する報道陣の問いに「問題ない」と答えた。一方、練習への合流時期については「状況を見てという感じ」と明言しなかった。

 日本代表の守備陣ではセンターバックのDF板倉滉(ボルシアMG)が長期離脱から復帰したばかりで、左サイドバックのDF中山雄太(ハダースフィールド)がアキレス腱断裂によって招集辞退。痛いアクシデントが相次いでいる中、冨安の復帰タイミングは日本の命運を大きく分ける形となりそうだ。

(取材・文 竹内達也)

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