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日本語と英語を使い分けて前日会見をこなした吉田麻也「最後の1秒まで良い準備を」

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ドイツ戦の前日会見に出席したDF吉田麻也

 海外メディアからの質問にも流暢な英語で答えた。日本代表の森保一監督とともにドイツ戦前日会見に出席したDF吉田麻也(シャルケ)は日本メディアからの質問には日本語で、海外メディアからの質問には英語で、それぞれ言語を使い分けて対応した。

「いよいよ始まるなという気持ちです。ここまでは良い準備ができているし、全員で練習できている。最後の1秒まで良い準備をして、初戦のドイツ戦にすべてをぶつけられるようにチーム一丸となって戦いたい」

 まずは日本語でドイツ戦に向けて意気込みを語った吉田。英メディアからDF冨安健洋がアーセナル、MF三笘薫がブライトンでそれぞれプレミアリーグで活躍していることについて聞かれると、「次世代の選手がプレミアリーグで活躍しているのをうれしく思う。個々の経験がチーム全体、そして日本サッカーの未来に貢献すると思うし、この大会で良い結果を残すことで、プレミアリーグで活躍する選手も多くなると思っている」と英語で返答した。

 所属するシャルケでは今月12日のリーグ中断前ラストゲームでドイツ代表を7人擁するバイエルンと対戦。結果は0-2の敗戦だったが、この経験がドイツ戦に生きてくるかという質問も海外メディアから出た。

「実際に彼らと対戦することは、映像を見るよりも良い経験になるし、良い分析ができている」。そのうえで「タフな相手であることは分かっているが、負けるために試合をすることはないし、サッカーというのは常に勝つべきだと思う。負けるべきゲームなんてないし、常にチャンスはあると思っている」と指摘。あくまで勝利を目指して戦う姿勢を強調した。

 会見の最後には日本メディアから初戦を翌日に控えたチーム、そして個人の状態について聞かれ、「もう一個ギアを上げて最高の状態で挑みたい。個人としてはコンディションは問題ない。会見が長いので、それが気になっている」とジョークで笑いを誘い、約30分間に及んだ会見を締めくくった。

(取材・文 西山紘平)

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