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コスタリカ戦の起用に森保監督「疲労を考慮しながら」ターンオーバーは明言せず

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森保一監督

 日本代表森保一監督とMF遠藤航(シュツットガルト)が26日、カタールW杯グループリーグ第2戦コスタリカ戦(27日・アルラーヤン)の前日会見に出席した。勝てば決勝トーナメント進出が確定する可能性もある一戦。森保監督は「われわれが持っているものをぶつけられるように戦いたい」と意気込みを示した。

 日本の決勝トーナメント進出が決まる条件は、コスタリカに勝利した上で、他会場でドイツがスペイン相手に引き分け以下に終わった場合。一方、日本がコスタリカに勝ったとしても、ドイツがスペインに勝利すれば、グループリーグ突破の行方は最終節のスペイン戦に持ち越しとなる。

 そのため初戦でドイツに劇的な勝利を挙げ、チームは勢いに乗っているが、遠藤は「まだ何も決まってない」と浮かれる様子はない。「大会が始まる前からドイツに勝っても負けてもこの2戦目が大事になると予想していた。自分たちは勝って、コスタリカは負け、相手は後がない状況で何が何でも勝ち点3取らないといけない状況。自分たちは次も勝ちにいかないといけないし、グループリーグ突破が決まったわけではない。気を引き締めて臨まないといけない状況だと思う」と力を込めた。

 スペインとドイツの結果次第では、グループリーグ突破の行方が得失点差に委ねられる場合もあり得る。それでも森保監督は「得失点差よりも明日の試合どう勝っていくかが大切だと思うし、したたかに状況に応じて相手を上回っていけるように、明日の試合をモノにすることにフォーカスしたい」と断言。日本史上初のW杯2連勝もかかるが、「連勝どうこうではなく勝つために戦いたい」と強調した。

 また森保監督は過去の活動において、今大会で目標と掲げるベスト8を見据えなら本大会中にターンオーバー(先発の大幅入れ替え)を行う可能性も示唆していた。だが、この日の会見では「明日のベストということで選手起用を考えている。1試合目の疲労を考慮しながら組んでいきたい」と述べるにとどめ、明言を避けた。

(取材・文 竹内達也)
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