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モドリッチとの対決に鎌田大地「彼のプレーを見るのが大好き」

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MF鎌田大地(フランクフルト)

 日本代表が3日、カタールW杯決勝トーナメント1回戦クロアチア戦に向け、ドーハの練習拠点で再始動した。非公開練習を終えた後、MF鎌田大地(フランクフルト)が報道陣の取材に対応し、対戦相手のクロアチアへの印象を語った。

 F組2位のクロアチアはモロッコとベルギーに0-0のドロー、カナダに4-1で勝利し、2勝1分の無敗でグループリーグを突破。MFルカ・モドリッチ(R・マドリー)、MFマテオ・コバチッチ(チェルシー)、MFマルセロ・ブロゾビッチ(インテル)の3ボランチを中心に安定した試合運びで決勝トーナメントに辿り着いた。

 鎌田が相手のキーマンに挙げたのもその3選手だった。「ドイツ、スペインよりボールを握れる時間帯があると思うし、奪ってからのショートカウンターはやりやすくなるけど、彼ら中盤3枚を見ていればわかるようにすごい選手がいる。インテンシティや、チームとして連動しないと剥がされる」と警戒は欠かさない。

 中でも10番を背負うモドリッチは、鎌田が模範としている選手だという。「僕は彼のプレーを見るのが大好きだし、僕は将来モドリッチになりたいわけではないけど、目指す上ではああいうなんでもトップオブトップでできる選手を目指さないとダメ。僕にとって常にいい参考にしている選手だし、リスペクトしている」。個人の力量差を見極めた上で、戦いを模索していこうとしている。

「僕らは彼らと違ってスターというか、トップオブトップでやっている選手はまだいない。これから出てくるかもしれないけど、今のところはそういう選手はいない」

 そうきっぱり断言した鎌田は「逆にチームとして、個では負けているかもしれないけど、チームとして戦いたい」と意気込み。「それをしてきたからこそドイツ、スペインにしっかり勝って、僕たちがいまここにいる。チームとしてやるべきことを体現すれば大きなチャンスがあると思う」と勝機をうかがっていた。

(取材・文 竹内達也)

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