beacon

カタールで市場価値を上げた日本代表選手は6人!独サイトが“W杯アップデート”を実施

このエントリーをはてなブックマークに追加

 ドイツ『transfermarkt.de』は23日、カタール・ワールドカップ(W杯)出場国の代表選手たちの市場価値更新データを公開。ドイツやスペインを下すなど番狂わせを演じた日本代表は複数メンバーの評価額が上昇した。

 パフォーマンスや将来性、市場効果、過去に支払われた移籍金、他クラブからの関心度、ユーザーの意見などに基づき、各リーグに在籍するプレーヤーの市場価値を評価する『transfermarkt.de』。大会前にも各リーグのデータを更新していた同サイトだが、今回の更新の趣旨にあたって「大会の間、自身のステータスを上げることができた選手、世界からの注目を引き付け、移籍市場でも関心が高まった選手たちのみが対象」と評価額の引き下げは敢えて行わなかったことが説明されている。

 そして、W杯でのパフォーマンスは最終的に53選手の評価額の上昇につながったとのこと。変動があった選手たちの中で最も高額となったのは2000万ユーロ増で1億8000万ユーロ(約252億円)のフランス代表FWキリアン・ムバッペ。世界王者に輝いたアルゼンチンからは7人(クリスティアン・ロメロ、エンソ・フェルナンデスら)、決勝に進出したフランスからも7人(エンバぺのほか、オーレリアン・チュアメニ、テオ・エルナンデスら)が市場価値を上げた一方で、アフリカ勢史上初の準決勝進出のモロッコからは最多となる10人(アクラフ・ハキミ、ヌサイル・マズラウィら)が評価額のアップを記録し、カタールで最も前評判を覆したチームとなった。

 そんな中、ベスト16で後に3位となったクロアチアにPK戦の末に敗退を喫するもスペインやドイツと同居したグループを首位で突破した日本も高い評価を得ることに。堂安律(1200万→1500万ユーロ)、板倉滉(750万→1200万ユーロ)、三笘薫(600万→850万ユーロ)、前田大然(400万→500万ユーロ)、浅野拓磨(300万→400万ユーロ)、田中碧(180万→250万ユーロ)と合計6人が“自身のステータスを上げる”ことになった。

 クロアチアは評価額が上がったメンバーは4人(ヨシュコ・グバルディオルら)にとどまった一方で、ベスト8敗退のブラジルは1人(リシャルリソン)やイングランドは2人(ジュード・ベリンガムら)、オランダは2人(コーディ・ガクポら)やポルトガルは1人(ゴンサロ・ラモス)は大きな変動はなし。スペインは0人、ドイツはわずか1人(ニクラス・フュルクルーグ)が評価を上げるW杯となった。

 なお『transfermarkt.de』による“W杯アップデート“は日本人選手市場価値ランキングに影響。3位タイだった堂安が単独3位となり、板倉が7位から4位タイに、三笘が10位から8位に浮上したトップ10は次のとおり。

1位 鎌田大地(フランクフルト、3000万ユーロ/約42億円)
2位 冨安健洋(アーセナル、2500万ユーロ/約35億円)
3位 堂安律(フライブルク、1500万ユーロ/約21億円)※
4位 久保建英(レアル・ソシエダ、1200万ユーロ/約16億8000万円)
4位 板倉滉(ボルシアMG、1200万ユーロ/約16億8000万億円)※
6位 南野拓実(モナコ、1000万ユーロ/約14億円)
7位 伊東純也(スタッド・ランス、900万ユーロ/約12億6000万円)
8位 三笘薫(ブライトン、850万ユーロ/約11億9000万円)※
9位 守田英正(スポルティング、700万ユーロ/約9億8000万円)
10位 遠藤航(シュツットガルト、650万ユーロ/約9億1000万円)

※変動有り

▶「FIFA ワールドカップ」決勝トーナメントもABEMAで無料生中継!ハイライト無料配信!
★日本代表など参加32チームの最新情報をチェック!!
2022W杯カタール大会特集ページ
★全64試合の日程&テレビ放送をチェック!!
2022W杯カタール大会日程&TV放送
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP