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細谷真大の腹部をキック…U-23カタール代表GKの退場に現地放送局「完全な誤審だ」

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前半にU-23カタール代表GKが退場

 カタールの放送局『アルカス』が25日に行われたU23アジアカップの日本戦(●2-4)について、GKユーセフ・アブドゥラーに対する一発退場の判定は「完全な誤審だ」とする分析を伝えた。

 ユーセフ・アブドゥラーは前半39分、ペナルティーエリアの外でヘディングでクリアを試みると、右足がFW細谷真大の腹部に接触。ハンナ・ハッタブ主審は当初ノーファールと判定するも、VARからの助言を受けて映像を確認した結果、レッドカードに修正した。これでカタールは数的不利になり、控えGKを投入するために10番のFWハリド・アリを下げることも余儀なくされた。

 この判定について現地放送局に出演した解説員はそもそも主審が争点から遠かったことを指摘した。その上で細谷がGKと競り合う意思がなくボールをプレーできるのはユーセフ・アブドゥラーのみだったとし、GKは左サイドにクリアすることしか意図していないと主張した。同様の接触でも正面にクリアした場合、右足が外に流れることは不自然で退場になるとしつつ、今回は左サイドにヘディングするための動作として右足が外に動き、自然な形で細谷に当たったとしている。

 また、GKの足裏が地面を向いた状態から細谷に当たっていることに注目して悪質性がないことも主張。さらにVARのシバコーン・プードム審判員が2月のアジアカップ・イラン対カタールで「正しくないPK」を主審に助言したと主張し、同氏の能力に疑問を呈した。

『アルカス』は公式Xでこの分析を投稿した際、「ユーセフ・アブドゥラーに対する退場の判定は間違っていて試合に影響を与えた」と伝えている。その一方、ファンからは判定の正当性を主張するコメントも届いている。


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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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