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ノロウイルスで最終節欠場の岡崎、「今は60、70%。ここで90、100%に」

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 約1か月ぶりの実戦でコンディションを取り戻す。日本代表FW岡崎慎司(シュツットガルト)は23日のアゼルバイジャン戦(エコパ)で右サイドでの先発が濃厚だ。ノロウイルスの影響で5日のブンデスリーガ最終節・ボルフスブルク戦を欠場。明日の試合が4月28日のバイエルン戦以来の公式戦となる。

 帰国後、海外組による自主トレでコンディションを上げてきたが、「今は60、70%くらいのところ」と認める。6月に開幕するW杯アジア最終予選3連戦を前に「ここで戦うことで90、100%にしたい」と、実戦を通してコンディションも仕上げていくつもりだ。

 昨年11月15日の北朝鮮戦(0-1)、今年2月29日のウズベキスタン戦(0-1)と、W杯アジア3次予選ラスト2試合は無得点に終わった。「切り替えの部分やしっかり走ること、チームのために全力を尽くすというのが、あの2試合では相手より足りなかったと思う」。そう振り返る岡崎は「基本的なことをやらないといけないなと思った。熱いものを感じてもらえない試合だったと思うし、それは見せていかないといけない」と意気込む。

 静岡・エコパスタジアムでの代表戦。「自分を育ててくれた場所だし、そこで自分が活躍することで盛り上げていければ」。清水時代に何度もプレーしてきたピッチで、完全復調への足がかりをつくる。

(取材・文 西山紘平)

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