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中位対決は鳥栖が逆転勝利!!川崎Fを下し、4戦無敗で6位浮上

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[8.11 J1第21節 川崎F1-2鳥栖 等々力]

 サガン鳥栖が中位対決制し、6位へ浮上!8位鳥栖は敵地で勝ち点31で並ぶ9位川崎フロンターレと対戦し、2-1で競り勝った。前半19分にMF中村憲剛に先制点を奪われるも、後半10分にオウンゴールで追いつくと、2分後にはFW豊田陽平が3戦連発となる逆転弾。連勝を飾ると4戦負けなし(3勝1分)で勝ち点34に伸ばし、6位へ浮上を果たした。

 1-1で迎えた後半10分から鳥栖の進撃が始まった。DF磯崎敬太の縦パスを受けたMF金民友がドリブルで持ち上がり、クロスを入れる。ニアサイド、絶妙な位置にこぼれたボールにMF早坂良太が走り込む。これがゴール前へスライディングしてきたDF實藤友紀のオウンゴールを誘い、1-1に追いついた。

 さらに2分後の後半12分には逆転弾。MF藤田直之のパスを受けたDF丹羽竜平が右サイドからクロスを入れる。ファーサイドの豊田が左足ダイレクトで叩き込んだ。「上手く流れてくるかなと思ったら、いいところに来たので。あとは枠に決めることだけを気を付けました。クロスが来るのをイメージしていて、その通りにできたかな」と話す豊田の3戦連続となる今季8点目で鳥栖が逆転に成功。そのまま逃げ切り、勝利した。

 試合後、決勝点の豊田は3戦連続ゴールにも浮かれた様子は見せず。「まだまだだと思う。もっといろいろな面で貢献したい」と力強く語っていた。

 一方の川崎Fは先制するも逆転を許し、3戦ぶりの黒星を喫した。序盤から果敢に中村がミドルシュートを狙っていく。すると前半19分に早くも先制に成功。FW小林悠の右クロスはDFに弾かれるも、こぼれを拾ったMF風間宏希がPA右から右足シュート。再びDFに阻まれるも、ゴール前へ詰めていた中村が冷静に右足で流し込み、1-0とリードを奪った。その後も中村を起点にチャンスをつくりだした川崎Fだったが、後半に立て続けに2失点。1-2の逆転負けを喫してしまった。

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