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前節初黒星の岡山、山形との打ち合い制し連敗阻止

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[5.6 J2第13節 岡山4-3山形 カンスタ]

 ファジアーノ岡山はホームでモンテディオ山形と対戦し、4-3の打ち合いを制した。前節の栃木戦(0-1)で今季初黒星を喫した岡山だが、連敗を免れ、3試合ぶりの白星を飾った。一方の山形は4試合ぶりの黒星となった。

 岡山は開始早々の前半4分、MF田所諒のグランダーのクロスにFW押谷祐樹が左足で合わせ、先制点。山形も同16分、CKからFW中島裕希が頭で押し込み、1-1の同点に追いついた。

 その後も激しく点を取り合った。岡山は前半28分、DF植田龍仁朗の浮き球のパスに抜け出した田所が右足で流し込み、勝ち越しゴール。同32分にはFW石原崇兆のクロスにMF澤口雅彦が頭で合わせ、3-1と突き放した。

 山形もすぐさま反撃に出る。失点から2分後の前半34分、DF中村太亮のクロスはDFにカットされたが、こぼれ球をMF廣瀬智靖がダイレクトでシュート。1点差に追い上げ、前半を折り返した。

 後半も互いに攻め合ったが、両チームともにシュートの精度を欠く。それでも山形は後半26分にFW林陵平のPKで3-3の同点に追いついた。このまま引き分けかと思われた後半42分、岡山が執念でみたび勝ち越す。FW久木田紳吾の左クロスがDFにクリアされたセカンドボールを後方から走り込んだ田所がダイレクトでシュート。これが決勝点となり、4-3の乱打戦を制した。

 2ゴール1アシストの活躍を見せた田所は「3-3の引き分けに終わったら、もったいない試合だった。なんとか勝つことができて良かった」と喜んでいた。

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