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G大阪が5連勝でJ2優勝決める!!2発の宇佐美は試合数上回る18ゴール目

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[11.17 J2第41節 G大阪3-2山形 万博]

 ガンバ大阪がJ2優勝を決めた。今季ホーム最終戦に臨んだG大阪はモンテディオ山形と対戦。前半14分にFW宇佐美貴史のゴールで先制すると、同点とされて迎えた同22分にはオウンゴールで勝ち越しに成功。後半23分にも宇佐美のゴールで突き放したG大阪は、その後の山形の反撃を1点に抑え、3-2で勝利した。この結果、5連勝で勝ち点を86に伸ばしたG大阪のJ2優勝が決定。強さを取り戻したガンバが来年、満を持してJ1に復帰する。

 もうこの男を止めることは出来ない。G大阪は前半14分、浮き球でスルスルと抜け出した宇佐美は抜群の精度を誇る右足でゴールネットを揺らす。宇佐美の2試合ぶりの得点で幸先よく先制に成功した。

 しかし失点が多いのは相変わらずで、5分後の19分にセットプレーからFW萬代宏樹に同点弾を許し、試合は振り出しに戻る。だが同22分、左サイドからDF藤春廣輝が鋭いクロスを入れると、クリアに入ったDF中村太亮がオウンゴール。たちまち勝ち越しに成功したG大阪がリードのまま前半を折り返した。

 後半に入っても攻撃を緩めないG大阪は23分、ゴール前中央でボールを持った宇佐美が豪快に左足を振り抜く。このミドルシュートが右ポストを叩きながらもゴールに収まり、追加点をもたらした。この日も2ゴールを積み上げた宇佐美はこれで17試合出場で18ゴール。完全に一皮むけた姿を見せつけている。

 山形も後半33分、MFロメロ・フランクのシュートのこぼれ球に萬代が詰めて再び1点差に迫る。しかし反撃もここまで。勝ち点を積み重ねることの出来なかった山形はJ1昇格プレーオフ進出の可能性が完全に消滅した。

 3-2で逃げ切り、ホーム万博でJ2優勝を決めたG大阪。今季イレブンが言い続けてきた「J2優勝してJ1に復帰する」。有言実行を果たしたイレブンは胸を張って来季J1に帰還する。


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