beacon

前田2発!松井J10シーズンぶりゴール!磐田が3発快勝

このエントリーをはてなブックマークに追加
[3.16 J2第3節 磐田3-1熊本 ヤマハ]

 FW前田遼一が2発! MF松井大輔がJリーグで10シーズンぶりのゴール! ジュビロ磐田ロアッソ熊本に3-1で快勝して2連勝とした。

 チームの柱であるMF山田大記が体調不良のために2試合連続欠場した磐田だが、実績ある2選手のゴールによって勝ち点3をもぎ取った。前半7分、磐田は松井が右クロスを放り込むと、中央の熊本DFが処理をミス。ファーサイドでコントロールした前田が胸トラップから右足シュートをゴール右隅へ決めて先制する。

 磐田は9分にも左SB宮崎智彦のクロスから前田が決定的なヘディングシュート。そして19分には前田の獲得した左FKから右足シュートを放ったCB伊野波雅彦が、自らこぼれ球を拾って右サイドからクロスを上げる。これを再び胸で収めた前田が右足シュートを左隅へねじ込んで2-0とした。

 「(2点目は)いい時間帯に取れた」というエース・前田の2発に今季Jリーグに復帰した新加入MF松井も続く。37分だ。磐田は敵陣で相手ボールを奪うと、PAへ侵入したFWポポが左足シュート。これはGKに止められたものの、こぼれ球を松井が右足でゴールへ押し込んだ。松井にとっては京都時代の04年7月4日、J2札幌戦以来となるJリーグでのゴール。前半だけで3点のリードを奪った。

 一方、熊本はコンパクトなラインコントロールから予測、アプローチの速い守備を見せる磐田の前になかなかシュートシーンをつくり出すことができない。16分には右中間からドリブルで仕掛けたMF{橋本拳人が右足を振りぬき、これをPAでコントロールしたFW齊藤和樹が決定的な左足シュート。42分にはMF養父雄仁が右足ミドルを狙ったが、磐田を追撃することができない。

 後半開始からFW巻誠一郎に代えてMF岡本賢明を投入した熊本だったが、後半も主導権を握ったのは磐田だった。10分、左サイドを個人技で打開したポポの折り返しを松井が右足で合わせ、15分にも前田の落としから松井が右足を振りぬく。

 ただ、追加点を奪えない磐田に対して熊本は29分、右SB園田拓也のアーリークロスをPAでコントロールした齊藤が右足シュートを決めて2点差。ただ終盤、ペースの落ちた磐田を攻めたてながらも追い詰めることはできず、2連敗となった。


▼関連リンク
[J2]第3節スコア速報

TOP