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G大阪が今季初の2連勝、暫定で最下位脱出!! 福岡は2連敗で5戦未勝利に

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[6.3 J1第16節 福岡 1-2 G大阪 ベススタ]

 J1リーグは3日、各地で第16節を開催した。ガンバ大阪は敵地でアビスパ福岡と対戦。2-1で勝利した。

 5試合ぶりとなる勝利で2連敗を避けたい福岡と、最下位脱出に向けて今季初の2連勝を狙うG大阪の一戦。試合は立ち上がりからアグレッシブに攻撃を仕掛けた福岡とボールを握るG大阪が一進一退の攻防を見せた。

 すると、先にスコアを動かしたのはホームチームだった。福岡は前半17分、右サイドでコーナーキックを得ると、MF中村駿が右足で入れたボールにFW山岸祐也がヘディング弾。主導権を握られてかけていた時間帯に先制点を奪った。

 1点ビハインドのG大阪はそこから反撃に出ると、前半24分に同点弾。ボックス内右でFW倉田秋のパスを受けたFWイッサム・ジェバリがゴール前へボールを入れると、ニアサイドで福岡のGK永石拓海にカットされるも、こぼれ球をFWファン・アラーノが押し込んで試合を振り出しに戻した。

 さらにG大阪は前半32分、右サイドでフリーキックを得ると、MF山本悠樹がゴール前に蹴り込んだボールをファーサイドのMFダワンが頭で折り返す。最後はDF三浦弦太が左足で流し込み、逆転に成功した。

 ホームで負けられない福岡は後半19分に決定機。途中出場のMF井手口陽介が縦パスを入れると、MFルキアンのフリックで山岸がゴール前へ侵入。GK東口順昭との一対一の場面で冷静にシュートを放ったが、ゴール右を狙ったボールはインサイドにかかりきらず枠を外れた。

 福岡は後半28分、左サイドのコーナーキックからファーサイドの山岸がヘディングシュートを放つも、ここはゴールカバーに入ったG大阪のDF佐藤瑶大がライン際でクリアしてピンチをしのぐ。その後も途中出場のFWウェリントンをターゲットにした攻撃で同点ゴールを目指した。

 G大阪は2連勝に向けて交代枠を使いながら守備を厚くすると、そうした中で攻撃的な選手も投入。後半39分には、ジェバリを下げてFW宇佐美貴史をピッチへ送り込み、突き放しを図った。

 試合終盤にかけて攻め込んだ福岡だが、ゴールが遠いままタイムアップ。G大阪が今季初となる2連勝で勝ち点3を積み上げ、暫定ではあるが最下位脱出に成功した。福岡は2連敗で5試合未勝利となっている。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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