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八戸スタッフが酒気帯び運転で物損事故…Jリーグが懲罰を決定

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 Jリーグは6日、ヴァンラーレ八戸に対して懲罰を決定したことを発表。同クラブのスタッフが11月6日未明に酒気帯び運転で検挙された件に対するものだという。

 Jリーグ公式サイトによると、八戸のクラブスタッフは11月6日午前3時半に事故を起こした。前夜飲酒したために自家用車で仮眠を取ったのちに自宅に向かって運転中、電柱に衝突する物損事故が発生。その後警察署に自ら出頭し、アルコール呼気検査を実施した結果、基準値を超過していたことから酒気帯び運転で検挙されたという。

 Jリーグは八戸にけん責処分を下した。その理由として「本件行為は法令違反であるとともに社会的に大きく問題視されている酒気帯び運転という事案の悪質性を踏まえると、結果的にこれらを抑止することができなかったクラブの管理監督責任は重大であり、クラブのみならずJリーグの社会的信用を毀損する行為である」と伝えている。

 11月10日付けで当該スタッフは諭旨退職とする処分が下されている。そのうえでJリーグは「ヴァンラーレ八戸は、本件行為の重大性を鑑みて当該スタッフを諭旨解雇処分としている。しかしながら、社会全体で問題視されている酒気帯び運転である本件行為を起こさせたクラブの管理監督責任は重大であり、またクラブのみならずJリーグの社会的信用を毀損するものであることから、今後の再発防止を徹底すべく、けん責を科すこととする」と今回の処分に至った結論を述べた。

 これを受け、八戸は公式サイトを通じてコメントを発表。「今回の懲罰内容について真摯に受け止め、このような事態が二度と起こることのないよう、コンプライアンス教育を再度徹底し、再発防止に努めて参ります。改めまして、日頃よりヴァンラーレ八戸を応援していただいているファン・サポーターの皆様やパートナー企業の皆様をはじめ、多くの関係者の皆様へ多大なるご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます」と伝えている。
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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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