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禁止されていた横断幕の掲出をめぐって両サポーターが騒動…広島と新潟が合計7名を処分

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 サンフレッチェ広島アルビレックス新潟は10日、今月3日のJ1第11節の試合で起きた両サポーターの違反行為とその処分について、それぞれ発表した。

 試合は新潟のホーム、デンカビックスワンスタジアムで行われた。広島の公式サイトによると、広島サポーター数名による試合運営管理規程違反行為が発生。1名は新潟側から掲出禁止と事前通達されていた横断幕の掲出を主導して安全な試合運営を妨げたこと、3名はその横断幕を掲出して安全な試合運営を妨げたことが挙げられている。

 主導した1名は6日の名古屋グランパス戦から起算したホームゲーム10試合の入場禁止の処分。実行した3名は6日の名古屋グランパス戦から起算したホームゲーム5試合の入場禁止の処分になるという。ホームゲーム入場禁止期間に開催されるアウェイゲームおよび、カップ戦、プレシーズンマッチなどJリーグまたはクラブ主催の試合興行も含まれている。

 広島は「今回の違反行為を重く受け止め、試合運営管理規程および観戦ルールの周知を徹底してまいります。サポーターの皆様におかれましては、観戦における禁止行為について必ずご確認いただき、順守をお願いいたします。ご理解、ご協力のほど何卒よろしくお願いします」と伝えた。

 新潟は公式サイトを通じ、広島サポーターの横断幕掲出をめぐり、新潟サポーターによる試合運営管理規程違反が発生したことを報告した。

 処分した3名について、試合運営管理規程違反行為を行った2名を統率する団体リーダーの対象者Aは「ビジターサポーターへの威嚇行為」、対象者Bは「ビジターサポーターへの威嚇行為、フェンスを破損しようとした行為」、対象者Cは「ビジターサポーターへの威嚇行為、立入禁止エリアへの侵入」が処分理由になる。3名以外にも1名の違反行為も確認されており、特定し次第、別途処分を決定するという。

 対象3名は今月11日の浦和レッズ戦からのホームゲーム5試合への入場禁止処分(入場禁止処分期間内に開催されるすべてのアウェイゲーム、2024JリーグYBCルヴァンカップ、天皇杯JFA第104回全日本サッカー選手権大会を含む)になる。

 新潟は広島サポーターの横断幕掲出について「試合当日の開門時に掲出可否の確認をサンフレッチェ広島様を通じて求められ、当クラブとしては安全な試合運営の支障となるリスクがあるとの判断から掲出禁止とし、承諾を得たものでした」と言及。広島サポーターの横断幕掲出の強行についても「試合運営管理規程違反にあたります」と強調した。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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