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[MOM3879]生駒MF横路拓哉(3年)_指揮官も「良かった」と称賛、流れを引き寄せたクレバーな守備

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生駒高MF横路拓哉(3年)

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[6.5 インターハイ奈良県予選決勝 生駒高 4-0 香芝高 会場非公表]

 奈良県の夏の頂に初めて立った生駒高。決勝戦では4ゴール無失点という結果ではあったが、さほど簡単なゲームでもなかった。前半は思うようにゴール前に入っていけず、なおかつ相手に攻め入られる危うい場面もあり、苦しい時間も多かった。

 その苦しい前半をキャプテン・MF佐藤航(3年)と共にボランチの位置で支えたのは、MF横路拓哉(3年)。自身の強みを「中盤での守備と縦へのパス」とした通り、中央への突破を阻止し、ボールを回収。回収後は、攻撃を仕掛けるきっかけとなるパスを供給した。

 古田泰士監督は「前半に失点していてもおかしくなかった」と感じていたからこそ、この日の横路の活躍を「日頃からプレーも安定していてクレバーさもある選手だが、特に今日の前半でのボール回収はとても良かった」と高く評価した。

 当の横路は「前半だけ、後半だけの選手もいたが、チーム全員で戦ったからこその結果」だと話し、初めての全国大会にはチームみんなで「雰囲気良く臨み、勢いを持って戦いたい」と意気込んだ。インターハイ本戦でも、守備から攻撃に繋げられる姿を見せたい。

(取材・文 前田カオリ)
●【特設】高校総体2022

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