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[CL]PK失敗から1年…後半44分の劇弾にロッベン「信じられない」

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[5.25 欧州CL決勝 ドルトムント1-2バイエルン ウェンブリー]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝が25日、ロンドンのウェンブリースタジアムで開催され、バイエルンが史上初のドイツ勢対決となったファイナルを2-1で制し、欧州チャンピオンズカップ時代を含めて12シーズンぶり5度目の欧州制覇を成し遂げた。

 後半15分に先制点をアシストし、1-1で迎えた後半44分に劇的な決勝点を決めたMFアリエン・ロッベンは「とにかく信じられない」と興奮冷めやらぬ様子で話した。

 今季序盤は出場機会に恵まれず、負傷にも見舞われた背番号10は、MFトニ・クロースの負傷離脱に伴い、ポジションを奪回。欧州CLではバルセロナとの準決勝で第1戦、第2戦ともにゴールを挙げ、スペイン王者撃破の立役者となった。

「難しい試合だった。両チームにチャンスがあった。自分たちがしたことにまだ実感がない。今は気持ちが高ぶっている。とにかく信じられないよ」

 昨季、本拠地のミュンヘンで行われた欧州CL決勝では延長前半5分にまさかのPK失敗。チェルシーにPK戦の末、敗れ、涙をのんだ。あれから1年。汚名返上の一撃が、バイエルンを12シーズンぶりの欧州王者に導いた。サポーターの前でビッグイヤーを高々と掲げたロッベン。おどけるように頭の上に乗せ、歓喜の余韻に浸っていた。


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