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カカ:「ミランはこの苦境を抜け出す」

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不振脱却に意欲

 セリエAで深刻な不振に陥っているミランだが、MFカカは苦境を抜け出したいと意気込みをあらわにしている。

 2日のフィオレンティーナ戦でも敗れ、国内リーグで降格圏から勝ち点3差の14位と不振にあるミラン。今季からミランに戻ってきたカカーは、イタリア『スポーツメディアセット』で次のように話している。

「僕らはこの暗い時期から抜け出す。意欲をもって、力強くね。ほかの約束はしたくない。ゴールやアシストはテクニカルなものだ。でも、チームの意欲には賭けてもらっていいよ」

「フィオレンティーナ戦の黒星は痛かった。サン・シーロで0-2の敗北はキツいからね。問題は話すだけでは解決しない。でも、それがスタートでもあるんだ。監督に戦術的助言はしていないよ。それは監督の仕事だ。大事なのは、今、僕らはチームとして振る舞い、適切なオートマティズムを見つけなければいけないということ。そうすれば、もっと満足できるはずだ」

 ミランは6日のチャンピオンズリーグでバルセロナと対戦する。

「彼らとの試合は決して簡単じゃない。僕にできる約束は、最大限の意欲を示すということだ。僕らにとって難しい時期だけど、バルセロナ戦はそこから抜け出すためのチャンスとなり得る。前回の対戦のように、素晴らしい試合をしたい」

 バルバラ・ベルルスコーニ幹部とアドリアーノ・ガッリアーニCEOの確執も騒がれているが…。

「バルバラの発言にはコメントしたくない。僕らにはすでに技術・戦術的な問題があるんだ。それを解決することに集中しなければいけない。クラブは正しい道を見つけると確信しているよ」

 精彩を欠いて騒がれているFWマリオ・バロテッリについては、このように語った。

「彼はとても素晴らしい男だ。彼が理解しなければいけないのは、サッカーの世界において、彼には責任があるということだけだよ。ミランでもイタリア代表でもね。多くの人にとっての模範だし、彼はその大事さを理解して、よりうまくマネジメントしなければいけない」
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