beacon

[CL]イブラ:「チェルシーが圧倒的に有利」

このエントリーをはてなブックマークに追加

欧州での経験の違いを強調

 パリ・サンジェルマン(PSG)は2日、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ファーストレグでチェルシーと対戦する。FWズラタン・イブラヒモビッチはホームでの一戦を前に、チェルシーが圧倒的に有利との見解を示した。

 昨季に続き欧州のベスト8入りを果たしたPSG。だが、イブラヒモビッチはチェルシーと比べて欧州での経験に大きな差があると考えているようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が同選手のコメントを伝えた。

「僕はチェルシーがスーパー有利だと思う。僕らはすべてにおいてビギナーであり、一方でチェルシーには10年のプロジェクトがあった。経験を持つ方がアドバンテージを手にする。チェルシーにはCLでの経験が僕らより多いね。僕らは8、9年前のチェルシーの立場なんだ」

「昨年との大きな違いは、僕にとってもチームメートたちにとっても2年目だということ。僕らは互いのことをよりよく知るようになったし、今は去年よりも集団として良くなっていると思う」

 これまでアヤックス、ユベントス、インテル、バルセロナ、ミランと数々のビッグクラブでプレーし、リーグタイトルを獲得してきたイブラヒモビッチだが、まだ欧州を制覇したことはない。PSGと2016年までの契約を結ぶ同選手は、CL優勝を狙うにはPSGがラストチャンスだと語った。

「これは僕の欧州での最後の契約であり、優勝するためにはPSGで実現しなければいけない。パリを去るときは、レベルを落とすか引退するかだ。僕らが欧州のキングになれているかどうかは分からない。そんなに先のことは考えたくないんだ。今はチェルシーとの2試合のことを考えよう」

 オランダ、イタリア、スペイン、フランスを経験してきたイブラヒモビッチだが、プレミアリーグを戦っていないことへの後悔はないと話している。

「不可能だ。引退するとき、僕は過去を振り返って『イングランドでプレーするべきだったかも』と思うタイプじゃない。僕はほかの国々で歴史をつくってきた。後悔はないよ」

▼関連リンク
欧州CL13-14特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP