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[CL]チェルシー戦で一発レッドのイブラ、UEFAによる処分取り消しはなし

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 チェルシーとの激闘の末にチャンピオンズリーグ(CL)でベスト8進出を決めたパリSGだが、FWズラタン・イブラヒモビッチはやはり少なくとも準々決勝第1戦に出られないようだ。複数メディアは、チェルシー戦で同選手が退場となったことについて、UEFAがジャッジを覆すことはないと報じた。

 前半31分、チェルシーMFオスカルにタックルしたイブラヒモビッチは、ビョルン・カイペルス主審にレッドカードを出され、一発退場となった。10人となったパリSGは、チェルシーに2度先行されたが、延長戦の末に2-2と引き分け、アウェーゴールの差でベスト8に駒を進めている。

 試合後、チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は主審のジャッジに苦言を呈し、その中でイブラヒモビッチへのレッドカードが取り消しになることを願うと発言。パリSGのローラン・ブラン監督も、規律委員会で処分が覆ることへの期待をうかがわせていた。

 だが、各メディアによると、UEFAのスポークスマンは「ピッチにおける主審の決定は最終的なものであり、UEFA規律委員会がそれを見直すことはない」とコメント。イブラヒモビッチの退場が取り消されることはないとの見解を示している。

 3年連続となるベスト8進出を果たし、CLで初となる4強の座を目指すパリSG。だが、その初戦はエース不在ということになりそうだ。


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