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[CL]かつての指揮官と再会するデ・ロッシ「L・エンリケは愚か者じゃない」

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 ローマMFダニエレ・デ・ロッシがチャンピオンズリーグ(CL)での対戦を前に、バルセロナのルイス・エンリケ監督は「愚か者」ではないと語った。

 L・エンリケ監督は2011-12シーズンにローマを率いたが、シーズン中にたびたび批判され、セリエAで7位に終わり、シーズン後に退任している。だが、その後セルタを経て、昨季からバルセロナの指揮官に就任すると、クラブを3冠へと導いた。

 以前からL・エンリケ監督と良好な関係にあるデ・ロッシは、16日のCLグループE第1節バルセロナ戦を前にした会見で、次のように述べている。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えた。

「L・エンリケ監督は(ローマで)辞任した。クラブにも、サポーターにも責任はなかった。彼は君たち(メディア)からスポンサードされなかったんだよ。でも、君たちが信じさせようとしたような愚か者じゃない。彼が別の場所でそれを示せたのは良かった。明日は別だけど、僕は彼の成功をうれしく思うし、常に彼を応援する。彼と彼のスタッフは、とても優秀だからだ」

 また、デ・ロッシはバルセロナをけん引するFWリオネル・メッシの脅威にも言及している。

「相手は特殊なチームだ。最強のチームで、最も組織されたチームだし、世界最強の選手もいるからね。僕らは犠牲を払って素晴らしい試合をしなければいけない。常に助け合い、チームとしてプレーすることが必要だ。メッシは必ず、少なくとも1人は抜いてくるからね」

 ローマは昨季のCLグループステージでバイエルンに1-7と大敗している。だが、再びバルセロナという欧州最高峰のクラブとの対戦を前に、デ・ロッシは次のように述べた。

「あれは特殊な試合だった。なかなか繰り返されるものじゃない。明日は重要な試合だけど、決定的な一戦ではないね。それに、結果がどうなろうと、リーグ戦に影響すると考えてもいけない。もちろん、バイエルン戦でああいう負け方をしたのは痛手だったけど、それが僕らの道のりに大きく影響したわけじゃないんだ」


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