チェルシーは29日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のグループリーグ第2節を迎え、ポルトと対戦する。古巣との対戦を控え、前日会見に臨んだジョゼ・モウリーニョ監督のコメントをクラブ公式サイトやスペイン『アス』が伝えた。

　2004年にはポルトでCL制覇を遂げたモウリーニョ。会見前にはスタジアムに併設されたミュージアムを見学し、過去へと思いを馳せたようだ。「ミュージアムは素晴らしかった」と口を開いたスペシャル・ワンは「特に自分がその歴史の一部であるなら、なおさらだよ」と語った。

「クラブに残る何かを手にしたんだと感じることができる。少し感傷的な訪問になったね。でももうホテルに戻って切り替えないといけない。明日は大一番だ」

　指揮官はポルトとの一戦は簡単ではないとの見解を示し、「CLのアウェイゲームはいつだって厳しい。ポルトは難敵だ。ポルトも簡単な試合になるとは思っていないだろう」と語っている。

　またポルトの守護神であり、レアル・マドリーを率いた当時、衝突を繰り返していたGKイケル・カシージャスと“再会”することについては、「カシージャスとは試合前と試合後に挨拶する。それ以上言うことはない」と言うに留めた。

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