モナコは4日、クラブの公式声明で、チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督の招へいに動いたとの報道を否定した。

　イギリスやスペインのメディアは、モナコの小株主であるイタリア人実業家のアレッサンドロ・プロート氏が、チェルシーのオーナーであるロマン・アブラモビッチ氏と会い、モウリーニョ監督の獲得をオファーしたことを明かしたと報じた。

　報道では、モナコが5000万ユーロでのモウリーニョ監督獲得を打診したものの、チェルシーからは「1億ユーロが必要」と断られたとなっている。

　だが、モナコは4日の声明で「『小株主』とされる者からの根拠のない大げさな噂を繰り返し報じないようにメディアに求めたい」と発表。モウリーニョ監督の獲得には動いていないと強調した。

　今季の不振で解任が噂されていたモウリーニョ監督だが、4日のチャンピオンズリーグではディナモ・キエフにホームで2-1と勝利している。

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