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G・ネビル、初采配はCL突破が懸かる大一番「自分たちの試合に集中するだけ」

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 バレンシアは9日、チャンピオンズリーグ・グループH最終節のリヨン戦に臨む。この試合が就任後の初采配となるガリー・ネビル監督が試合に向けた見通しを語った。

 1試合を残してグループ3位につけ、2位ゲントを1ポイント差で追っているバレンシア。自力だけで決勝トーナメントに進むことはできない状況であり、リヨンに勝った上で、ゲントがゼニトに敗れることを期待しなければならない。

 就任初戦で大一番を迎えるG・ネビル監督は、ゲントの結果は気にせずリヨン戦に集中する姿勢を強調した。スペインメディアが会見でのコメントを伝えている。

「私が唯一分かっているのは、一つひとつの試合に勝とうとすることがチームの意思であり、我々はそうしていくということだ。すべてが自分たちの手の中にあるわけではないが、自分たちのプレーに集中しなければならない」

「その上で、ほかの試合の結果が有利なものにならなかったとすれば、それも人生だ。別の場所で何が起こるかは考えず、自分たちのチーム、選手たち、直接の対戦相手に集中するだけだ」

 5日には本拠地メスタージャでのバルセロナ戦が行われ、新監督がスタンドから観戦した試合は1-1のドローに終わった。

「土曜日は楽しむことができたよ。相手はヨーロッパ最高のチームの一つだったが、我々にも組織力や闘争心があった」

「(ルイス・)スアレスに決められても諦めなかった。そういう姿勢が気に入ったよ。メスタージャが対戦相手にとって恐ろしい場所であってほしいね」

 バレンシアで志向するプレースタイルについては、特定の一つに絞るものではないと主張した。

「スタイルについての話が好まれるようだが、一つひとつの試合は異なるものだ。ポゼッションかカウンターかと言われるが、両方でもやれるのではないだろうか?」

「私はポゼッションを重視しているが、カウンターも重視している。自分たちのスタイルがこれだ、と言い切ってしまうのは危険なことだ」

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