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苦戦しながらもダメ押しゴール奪ったミュラー「準決勝進出は妥当」

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[4.13 欧州CL準々決勝第2戦 ベンフィカ2-2バイエルン]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝第2戦が13日に行われた。敵地でベンフィカ(ポルトガル)と対戦したバイエルン(ドイツ)は2-2で引き分けたものの、2試合合計3-2で5大会連続の準決勝進出を果たした。選手のコメントをクラブ公式サイトが伝えている。

 ホームで行われた第1戦を1-0で先勝し、敵地に乗り込んだバイエルン。本拠地のファンの声援を受けるベンフィカの勢いに押され、前半27分に先制点を献上したが、同38分にすぐさま追いつく。DFフィリップ・ラームが送った右クロスがこぼれると、PA手前のMFアルトゥーロ・ビダルが左足を一閃。強烈なボレーで同点ゴールを奪い、2試合合計スコアでも2-1と勝ち越しに成功した。

 第1戦(1-0)の決勝弾に続き、再び貴重なゴールを挙げたビダルは「とても難しい試合だった」と振り返りつつ、「僕たちはやり遂げたし、準決勝へ進むことができる。僕たちの目標を達成するために全力を尽くす。引き続き得点し、チームを助けられることを願っている」と達成感を語り、次のラウンドへ視線を向けた。

「彼らを相手にするのは簡単ではない。僕たちストライカーは苦戦を強いられた」と語ったFWトーマス・ミュラーはやりづらさを感じながらも、後半7分に左CKの流れから抜け目なく押し込み、2試合合計3-1と勝利を決定的なものにした。殊勲のミュラーは「総合すれば僕たちの方がより良いチームで、順当に準決勝進出を決めることができた」とチーム力の高さに自信を示した。

 また、センターバックで先発したDFヨシュア・キミッヒも「僕たちは、リードを奪われても落ち着きを失わなかった。後半は試合を支配し、チャンスを多く作り出した。相手にFKから同点弾を許してしまったが、どちらかと言えば僕たちの方が圧倒していた。この重要な試合でピッチに立てたことを嬉しく思う」と満足感を口にした。

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