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自らの得点にならずとも、ベイル「誰が決めたのかが大事なのではなく…」

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[5.4 欧州CL準決勝第2戦 R・マドリー1-0マンチェスター・C]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は4日、サンティアゴ・ベルナベウで準決勝の第2戦を行い、レアル・マドリー(スペイン)はマンチェスター・シティ(イングランド)に1-0で勝利。第1戦は0-0だったため、2戦合計1-0としたレアルがアトレティコ・マドリー(スペイン)の待つ決勝戦に進出した。

 決勝点が生まれたのは前半20分。右サイドのDFダニエル・カルバハルのパスをPA内右のMFガレス・ベイルがダイレクトシュート。MFフェルナンドの足に当たったボールは左ポストの内側を叩いてゴールに吸い込まれた。

 記録上の得点はベイルのものではなく、オウンゴールとなった。今季の欧州CLで未だ得点のないベイルだが「大事なのはゴールであり、ボールが入ること。誰が決めたのかが大事なのではなく、決勝につながる得点になったということ。今僕たちには、新たなチャンピオンズリーグを獲得するチャンスがある」と気丈に話した。

 クラブ公式サイトによると、ベイルは「準決勝というのはいつでもこういった拮抗した展開になるもので、たくさんのゴールを挙げて勝つチームなんてない。僕たちはとても真剣に試合に臨み、後方はしっかりと守った。今はこの夜を楽しむよ」と笑顔。

 今月28日に行われる決勝はスペイン勢同士の対戦となり、アトレティコ・マドリーと戦う。ウェールズ代表MFは「アトレティコ・マドリーと対戦する決勝は、とてもハードな試合になるだろう。彼らがどういうプレーをするのかは分かっていて、決勝で勝てたら最高だね」と先を見据えた。


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