UEFAチャンピオンズリーグの決勝が28日にイタリア・ミラノにあるサン・シーロで行われる。レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督は「とにかく走って走って走らなければならない」と勝利への執念を語った。『uefa.com』が伝えている。

　2年ぶり2度目の決勝マドリードダービーとなった今季の決勝。レアルは2年ぶり11度目の欧州制覇を目指すことになる。今季途中より指揮するジダン監督は選手時代、2001-02シーズンにCLを制覇。監督としても頂点に立てば、史上7人目の快挙となる。

　ジダン監督は「負けることは失敗ではない。失敗かどうかは姿勢の問題であり、全力を尽くしたかどうかの問題だ」と持論を語る。ただこれは自信の裏付けで、「勝つには何をすべきかわかっており、それを再びやるだけだ。どうなるかは誰にも予想できないが、しっかり準備したということだけは言える」と力強く話した

　なお、欠場の心配があったFWクリスティアーノ・ロナウドについても、「少し痛みを感じているようだが、問題ないだろう。出場は100%間違いない」と、不安視する見方を一蹴した。

　キックオフは日本時間29日3時45分。

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