beacon

ベリンガムが90+4分劇的決勝ゴール!! R・マドリー、初出場ウニオン・ベルリンに大苦戦もCL白星発進

このエントリーをはてなブックマークに追加

MFジュード・ベリンガムが劇的決勝ゴール

[9.20 欧州CLグループC R・マドリー 1-0 ウニオン・ベルリン]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は20日、グループリーグ第1節を各地で行い、レアル・マドリー(スペイン)がウニオン・ベルリン(ドイツ)を1-0で破った。終始主導権を握りながらもなかなかゴールを割れないR・マドリーだったが、後半アディショナルタイム4分にMFジュード・ベリンガムが決勝点。劇的な形で勝ち点3を手にした。

 試合はR・マドリーが終始ペースを握り、初出場のウニオンを攻め立てた。まずは前半3分、左サイドに開いたMFジュード・ベリンガムのクロスにFWホセルが頭で合わせるが、これはGKの正面。ホセルは6分にもDFルーカス・バスケスのクロスに反応するも、ヘディングシュートは枠を外れた。

 さらに前半24分、MFルカ・モドリッチの右CKにまたしてもホセルが頭で合わせたが、これも枠外。FWカリム・ベンゼマがアルイテハド(サウジアラビア)に移籍したのを受け、後を託された192cmの長身ストライカーに多くのチャンスが訪れるも、なかなか決定機を活かせない。

 一方のウニオンもDFレオナルド・ボヌッチを中心とした撤退守備に加えて、前線も相手の最終ラインにアグレッシブなプレッシングを続け、R・マドリーの自由なパス回しを許さない。攻めてはFWケビン・ベーレンスの動き直しを生かしつつ、カウンターの兆しになりそうな場面も作るなど、敵地で堂々の前半を過ごした。

 0-0のまま迎えた後半はさらにR・マドリーが勢いを強めた。まずは6分、右からの浮き球パスにFWロドリゴ・ゴエスが抜け出し、ゴール前でシュート。これはGKフレデリク・レノウに阻まれたが、ロドリゴは直後、バスケスのクロスから右ポスト直撃の惜しいボレーシュートも放った。

 なおも攻めるR・マドリーは後半9分、左サイドを抜け出したMFエドゥアルド・カマビンガの折り返しにホセルが左足で合わせるも、これもレノウが冷静にセーブ。同18分、右サイドを攻め上がったロドリゴのクロスにホセルがまたしても頭で合わせたが、レノウが弾いたボールは右ポストに当たり、ホセルはここでも決定機を活かせなかった。

 そのまま試合は終盤へ。このまま終わるかと思われたが、最後にドラマが待っていた。MFトニ・クロースのショートCKからMFフェデリコ・バルベルデがミドルシュートを放つと、ウニオンの守備陣でボールが次々と跳ね返り、最後はベリンガムの足元へ。今季ドルトムントから新たに加入し、ラ・リーガでも大活躍が続く20歳が冷静に押し込み、これが決勝点となった。

 一方のウニオン・ベルリンはGKレノウを中心に耐え続けたが、無念の勝ち点0。史上最多14回の欧州王座に輝いた名門の勝負強さに屈する形となった。

●チャンピオンズリーグ(CL)23-24特集
▶久保建英、三笘薫らが欧州での戦いに挑む!CL&ELはWOWOWで放送・配信!無料トライアルも実施中!
●プレミアリーグ2023-24特集

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

TOP