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アトレティコが2戦合計0-2から同点→PK戦を制してCL準々決勝へ! 昨季準Vインテルは16強で散る

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アトレティコがCLベスト8進出

[3.13 欧州CL決勝T1回戦第2戦 A・マドリー 2-1(PK3-2) インテル]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝トーナメント1回戦第2戦が13日に行われ、アトレティコ・マドリー(スペイン)が本拠地で昨季準優勝のインテル(イタリア)を退けた。2試合合計2-2で120分を終え、PK3-2で勝利。2シーズンぶりにベスト8への切符をつかんだ。

 2月20日の第1戦はホームのインテルが1-0で先勝。膠着状態の序盤を経て、今回もインテルが先にスコアを動かした。

 前半33分、左サイドのDFアレッサンドロ・バストーニからインナーラップしたMFニコロ・バレッラにつながり、ペナルティエリア左からバレッラが横パス。DFフェデリコ・ディマルコが右足で蹴り込み、欧州CL初得点となる先制ゴールを挙げた。

 2戦合計0-2とされたアトレティコは直後の前半35分に1点を返す。右サイドのDFナウエル・モリーナからのクロスがクリアされ、そのボールを拾ったMFコケがペナルティエリア手前中央から前方へ浮き球のパス。DFバンジャマン・パバールやバストーニが防ぎ切れずに裏へ流れると、FWアントワーヌ・グリーズマンが反転しながら左足で合わせ、豪快なボレーをゴール左に突き刺した。

 グリーズマンの今大会6得点目が生まれたアトレティコは、ハーフタイム明けからも攻勢をかける。後半7分には右サイドのMFマルコス・ジョレンテが相手と入れ替わり、ペナルティエリア右からマイナス方向へグラウンダーのクロス。フリーのグリーズマンが右足でシュートを放つが、GKヤン・ゾマーにセーブされた。

 その後もゴールへ迫り続けると、終盤に再びインテルの堅守をこじ開ける。後半42分、ペナルティエリア手前中央のコケが鋭い縦パスを差し込み、途中出場のFWメンフィス・デパイがワントラップから右足でシュート。ゴール左に決まり、2戦合計2-2とした。

 後半アディショナルタイム3分にはグリーズマンのラストパスからMFロドリゴ・リケルメが決定機を迎える。だが、右足のシュートはクロスバーを越え、タイスコアで延長戦に突入した。

 逆転を狙うアトレティコは延長前半6分にビッグチャンス。リケルメがドリブルでペナルティエリア左に運び、左足でクロスを送ると、中央のメンフィスが左足で合わせる。しかし、至近距離でゾマーに阻まれた。

 延長後半はインテルが押し込んだものの、2戦合計2-2のまま勝負の行方はPK戦へ。ゾマーが1本、GKヤン・オブラクが2本をストップする活躍を見せると、最後は先攻インテルの5人目を務めたFWラウタロ・マルティネスが外し、アトレティコがPK3-2でベスト8進出を果たした。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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