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[EL]荒れる試合が続出のEL ギャンガン会長:「ディナモのファンは狂犬」

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 26日に行われたヨーロッパリーグ(EL)では、荒れる試合が続出した。ギャンガンの会長は対戦したディナモ・キエフのファンは「狂犬」だったと語った。

 ELのラウンド32セカンドレグでは、試合が荒れた。フェイエノールトとローマの対戦では、選手の退場処分に起こったフェイエノールトのファンがピッチに物を投げ入れ、15分間の中断を余儀なくされた。

 ギャンガンと対戦したディナモ・キエフのファンも暴走した。試合は残り10分を切り、ホームのディナモが3-1とした。これで2戦合計4-3とリードした。

 すると、マスクをしたホームのファンの一部が、スタジアムのトラック部分に降り、ギャンガンのサポーターに向かって「進撃」を始めた。この暴走により、試合は中断された。選手たちもロッカールームに戻り、15分近くも鍵を締めて閉じこもることになった。

 この蛮行に、ギャンガンのベルトラン・デプラ会長は「戦闘を求める狂犬で、戦争状態になるスタジアムを目にした」とフランス『RMC』に語った。

「あれはファンではなく民兵だ。試合の再開? どうやったら選手が試合に集中することを期待できるというんだい? 最大級に危険だった」

「フィールドにはギャンガンの色を身にまとった11人の英雄がいた。一部のグループの安全性が保証されないこのセキュリティ状況で、試合をオーガナイズしたのだからね。サッカーにとっては破滅的なことだよ」

 再開された試合はそのスコアのままで終了し、ディナモ・キエフがベスト16に進んだ。

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