[11.26 ELグループリーグ第5節 リバプール2-1ボルドー]

　ヨーロッパリーグは26日、各地で第5節を行った。B組のリバプール(イングランド)はホームでボルドー(フランス)と対戦し、2-1で勝利した。これにより、リバプールは決勝トーナメント進出を決めた。

　先制したのはボルドーだった。前半31分、GKシモン・ミニョレがボールを持ちすぎたため、PA内で関節FKを獲得。これをMFヤロスラフ・プラシルが軽く横に出して、FWアンリ・セベが強烈なシュートを左上におさまった。

　ミスから失点してしまったリバプールだが、すぐに同点に追いつく。前半38分、MFジェームズ・ミルナーが上げたクロスからFWクリスティアン・ベンテケが競り合ったDFリュドビク・ラミヌ・サネに倒され、PKを獲得。これをミルナーがきっちり決めて、試合を振り出しに戻した。

　リバプールの勢いは止まらない。前半アディショナルタイム1分、DFナサニエル・クラインが右サイドを突破してクロスを上げる。これをベンテケがトラップでシュートコースを作り、反転から右足シュートをゴール右に突き刺し、2-1と前半のうちに逆転に成功した。

　後半8分には左からのクロスをベンテケが合わせてゴールネットを揺らしたが、その前のファウルを取られ、得点は認められなかった。同28分にはMFジョードン・アイブが左から折り返したボールをミルナーが左足で合わせるもゴール左に外れ、追加点を奪うことができない。

　ボルドーも終盤に反撃に出る。後半39分、DFディエゴ・コンテントの浮き球パスをPA左で受けたFWニコラス・モーリス・ブレイがワンタッチで相手DFをかわして、右足ボレー。決定的なチャンスだったが、惜しくもゴール上に外れ、ボルドーのグループリーグ敗退が決まった。

　リバプールは追加点こそ奪えなかったが、2-1で逆転勝利。2位以上が確定し、グループリーグ突破を決めた。

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