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2016年負けなしのドルトムント、好調の要因は「お互いを信頼し合うこと」

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[3.17 EL決勝トーナメント2回戦第2戦 トッテナム1-2ドルトムント]

 ドルトムントトーマス・トゥヘル監督が、17日に行われたヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント2回戦第2戦のトッテナム戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。

 10日の第1戦で3-0とホームで先勝したドルトムントは、この日も前半24分と後半26分にFWピエール・エメリク・オーバメヤンが2得点を挙げ、直後の後半28分に1点を返されたが、2-1で勝利。2試合合計5-1とし、文句なしの準々決勝進出を決めた。トゥヘル監督はプレミアリーグで好調のトッテナムに連勝し、8強入りを果たせたことを素直に喜んでいる。

「願った通りの結果になった。選手たちに心から賛辞を贈りたい。イングランドで勝利を収めたければ、極めて強い気持ちで試合に臨むだけでなく、本当に特別なパフォーマンスが必要になる。今日はその両方を見せてくれた。第1戦でもそうだったが、特に今日は素晴らしかったね。勝利を求める強い気持ちが再びはっきり現れていたと思う。勝ち上がるにふさわしい戦いぶりだった。最高の気分だよ」

 特にトッテナムから合計3得点を奪ったオーバメヤンに対しては「彼は自信に満ち溢れていたね。非常に重要な試合でまたしても2ゴールを決めてくれたことが本当に嬉しい。彼が今後もハードワークし、謙虚な姿勢を保ち続けることができれば、何が起こっても不思議ではない」と称賛した。

 ホワイト・ハート・レーンで勝利した初のドイツチームとなったドルトムント。16年に入って公式戦14試合負けなし(12勝2分)と好調を維持している。「3日おきに試合があっても選手たちが毎回、意気込みや貪欲さを見せているのは本当に素晴らしいことだと思う。目標を達成するために、お互いを信頼し合っているんだ。チームには、自分たちが成し遂げようとすることは何でも成し遂げられる空気がある。勝利を重ねていくためにはそういう雰囲気が必要なんだ」と好調の要因を明かした。

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