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独紙評価:ゴールの起点となった香川、守備の貢献にも好評価

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 ドルトムントに所属する日本代表MF香川真司は14日、ヨーロッパリーグ準々決勝セカンドレグのリバプール戦に出場して得点に関与した。ドイツメディアは、先発した香川にまずまずの評価をつけている。

 最近の試合でベンチに座ることが多かった香川だが、この大事な一戦では先発起用された。開始5分、チームの先制点の起点となった日本代表MFは、その後も効果的なポジションでキレのある動きを見せている。相手が主導権を握る展開となった後半はボールを受ける回数が減り、77分に退いた。

 『WAZ』は香川のパフォーマンスを「2.5」と採点。チーム単独最高点はマルコ・ロイスに対する「1.5」だった。高めの評価となった香川について、同メディアは守備面にも好印象を持っている。

「相手がボールを持った際、非常多くの運動量を求められた。リバプールのサイドチェンジを阻止するためにパスコースを消し、特にエムレ・カンにゲームを組み立てさせないようにプレスをかけた」

「それだけではなく、先制点に絡み、44分には自らもゴールを狙った。77分にはドルトムントファンから“カガワシンジ”のチャントも送られている。このときの彼らはまだ、試合をひっくり返されるとは思っていなかっただろう」

 一方で『ルールナハリヒテン』は「3」の及第点をつけた。こちらでは「ダービー(10日シャルケ戦)での魔法のようなゴールで自信をつけたようだ」と記され、「精力的な走りとプレーを楽しむ姿勢を見せた」と好評価されている。

(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

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