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ドルトムント指揮官、敵地で攻撃的スタイルを宣言「1点では不十分、2点以上奪いにいく」

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 14日に行われるヨーロッパリーグ(EL)準々決勝第2戦でMF香川真司が所属するドルトムントリバプールの本拠地アンフィールドに乗り込む。トーマス・トゥヘル監督のコメントをクラブ公式サイトが伝えた。

 ホームでの第1戦を1-1で引き分けたドルトムント。ユルゲン・クロップ監督が昨季までドルトムントの指揮を執っていたこともあり、この準々決勝は“クロップ・ダービー”としても注目されている。第1戦を振り返り、「余計なことを考えた部分があったかもしれない」と打ち明けたトゥヘル監督だが、「第2戦ではサッカーだけに集中できるようになるだろう。選手たちもアンフィールドでのプレーに没頭すると確信している」と、第1戦よりも戦いやすくなると強調した。

 試合への準備も整い、「皆がリラックスし、落ち着いている。この場にいることだけでなく、ここで試合前最後の練習を行い、リバプールと決勝トーナメントの試合を戦えるなんて本当にエキサイティングなことだ」とキックオフを心待ちにしている様子だ。

 リバプールはドイツ勢をホームに迎えたUEFA主催大会の過去15試合で負けなし(12勝3分)。第1戦でアウェーゴールを1つ奪われているドルトムントが準決勝に進むためには、ドイツ勢としてリバプールの本拠地で初めて勝つチームとなるか、引き分けでも2点以上が必要になる。

 トゥヘル監督は「1点を奪うだけでは不十分だ。2点以上を奪いにいく。ここではリスクを冒してでも積極的に仕掛ける。我々に必要なのはベストなプレーだ。その準備はできているよ!」と自信をみなぎらせた。

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