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ユベントスがディ・マリア決勝弾でEL先勝! 堂安途中出場のフライブルクは1点ビハインドで第2戦へ

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[3.9 EL決勝T1回戦 ユベントス 1-0 フライブルク]

 UEFAヨーロッパリーグ(EL)は9日、決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)第1戦を行い、MF堂安律所属のフライブルク(ドイツ)はユベントス(イタリア)に0-1で敗れた。ベンチスタートの堂安は後半14分から右ウイングで途中出場したが、ゴールに絡むことはできず。逆転のかかる第2戦は16日にフライブルクのホームで行われる。

 グループリーグ首位で決勝トーナメント進出したフライブルクと、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループ3位からプレーオフを勝ち抜いたユベントスとの対決。堂安はブンデスリーガ前々節レバークーゼン戦(△1-1)での途中交代につながった体調不良の影響もあってか、前節のボルシアMG戦(△0-0)に続いて公式戦2試合連続でベンチスタートとなった。

 前半からユベントスが多くのチャンスを作っていた中、試合が動いたのは後半8分だった。波状攻撃のこぼれ球が左サイドに流れ、これをMFフィリップ・コスティッチが拾ってゴール前に鋭いクロスを送り込むと、飛び込んだのはMFアンヘル・ディ・マリア。強烈なヘディングシュートでネットを揺らした。

 ビハインドとなったフライブルクは後半14分、最初の交代カードでFWロランド・サライとMFマキシミリアン・エッゲシュタインに代わって堂安とMFヤニク・カイテルを投入。堂安は3-4-3の右ウイングに入った。

 すると後半17分、フライブルクは中央左サイドからのFKをFWビンチェンツォ・グリフォがゴール前ファーサイドに送ると、DFマティアス・ギンターの落としたボールをFWルーカス・ヘーラーがボレーシュート。これがネットを揺らし、同点ゴールかと思われた。しかし、ここでVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が介入。ギンターが落とした際に腕にボールが当たっていたとして、ハンドの反則でゴールは認められなかった。

 なんとか攻めたいフライブルクは後半20分、堂安が右サイドでドリブルを仕掛け、MFマヌエル・ロカテッリにファウルで倒される場面も。またその後はロングフィードを効果的に使いながらシンプルにゴールを目指していった。だが、そのまま試合はタイムアップ。フライブルクは1点ビハインドで第2戦に進むこととなった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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