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[スポ東]順大相手に必死の攻防 連敗を3で止める

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[スポーツ東洋 ゲキサカ版]
[10.05 第87回関東大学サッカーリーグ戦・後期1部リーグ第15節 東洋大2-1順大]

 上位3チームに対して3連敗を喫し、これ以上負けられない状況で臨んだ順大戦。開始早々に黒須のPKで先制し、後半には仙頭が追加点を決める。終盤に1点を返されてしまうが、2-1で勝利し連敗を止めた。  

東洋大2-1(1-0)順大

<得点者>
4分 黒須大輔(4年=習志野高)
62分 仙頭啓矢(1年=京都橘高)

<出場メンバー>
▽GK
沖野泰斗(2年=幕張総合高)
▽DF
馬渡和彰(4年=市立船橋高)
内田築(4年=市立船橋高)
筑井駿(3年=前橋育英高)
村田直暉(4年=浜松開誠館高)
▽MF
黒須大輔(4年=習志野高)
85分→佐々木雅人(3年=西武台高)
石川俊輝(4年=大宮ユース)
桑田直徹(4年=大宮ユース)
平石直人(3年=帝京高)
▽FW
仙頭啓矢(1年=京都橘高)
遊馬将也(2年=武南高)
79分→川森有真(3年=広島ユース)
 
 キックオフ直後の4分、ペナルティエリア内でスルーパスを受けた公式戦初出場の遊馬が相手GKと交錯し、PKを得る。これをキッカー・黒須が冷静に蹴って、今季4点目となる先制ゴールを挙げた。早い時間の先制で一気に波に乗りたい東洋大であったが、なかなかペースをつかめない。13分には、順大FWにゴール前中央からミドルシュートを打たれてしまう。しかし内田らDF陣の対応により、得点を許さない。その後、両チームともに決定的なチャンスを作れず、このまま前半が終了するかと思われた44分。仙頭がゴール前中央で受けたボールに黒須が素早く反応し、そのままシュートを放つ。これは惜しくも左へ逸れたが、東洋大の流れで前半を終えた。

 迎えた後半は立ち上がりから集中力を欠き、度々のピンチを招く。しかし、前節に続き先発で起用されたGK沖野は沈着な判断でゴールを守る。すると、62分に中盤で黒須に渡ったボールを、遊馬へとつなぎ、最後は仙頭がゴール前中央からシュート。これが決まり2-0とリードを広げた。スピードと勢いを取り戻した東洋大は、さらに3点目を奪いにいく。だが、相手FWにゴール前でボールをつなげられるなど、我慢の時間に入る。アディショナルタイムに入り、CKから得点を許してしまう。最後の最後に失点し、完封勝利は逃したものの、2-1で勝利し、連敗をストップさせた。

 これ以上勝ち点を逃すわけにはいかないと、内容より結果にこだわった今節。ここで得た手ごたえを1試合ずつ結果に反映させ、残留にむけて戦わなければならない。けがや警告などでメンバーが変更になったとはいえ、苦しい戦いをものにすることができた。この経験を次節につなげられるかに期待がかかる。

[写真]先制ゴールでチームに勢いをつけた黒須

(文 スポーツ東洋 白石有香)
(写真 横井喬 平柳麻衣)

[次節試合予定]
第16節・10月12日中大戦(11:30@ひたちなか市総合運動公園陸上競技場)

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