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[ゲキサカ杯]慶應義塾大から4サークルが参戦、「どんな人でも居場所がある」理工学部体育会サッカー部から最大3チームが出場

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慶應義塾大理工学部体育会サッカー部の主要メンバー

 今大会、4サークルで7つのチームを出している大学がある。慶應義塾大だ。中でも理工学部体育会サッカー部は、A・B・Cの3チームで参戦している。

 理工学部という名前はついているが、設置が理工学部というだけで、入部は全学部から募集している。現在149人が在籍しているという大所帯で代表を務める寒川裕斗(2年=都立駒場)は、商学部の学生だ。

 経歴も多種多様で、高校時代は野球部だった人、コンピューター系の部活動に勤しんでいた人など、必ずしもサッカー経験者だけではないというが、「どんな人でも居場所がある」という考えで活動しているという。

 しっかりとした大学生活も送りたいというチームの理念も部員を引き寄せているようだ。寒川自身も「バイトなどほかの大学生活も楽しみたいと思った」と入部に際して素直な思いがあったことを明かす。

「体育会は最初の方は考えたけど、メンバーを見て自分の実力じゃ無理だなと思った。あと高校の時に怪我をしていたので。バイトなどほかの大学生活も楽しみたいと思ったので、一番魅力を感じたリコタイに入りました」

 ただ勝負事は負けたくない。当然サッカー経験者も多く在籍しており、今大会でも上位を狙える実力は十分に持っている。そして慶応大のほかの4サークル、特に意識があるという慶應義塾大FC e.l.fへのライバル心をたぎらせながら、頂を掴みに行く。

(取材・文 児玉幸洋)

●第2回ゲキサカ杯特集
児玉幸洋
Text by 児玉幸洋

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