セリエAの開幕節2日目が26日、各地で行われた。日本代表DF長友佑都の所属するインテルは敵地で昇格組のペスカラと対戦し、3-0で勝利した。昨季はまさかの6位でシーズンを終えたインテル。雪辱を期す今季、好発進を決めた。

　ベンチスタートの可能性も報じられていた長友だったが、無事左SBとしてスターティングメンバーに名を連ねた。またミランから移籍してきたばかりのFWアントニオ・カッサーノも早速先発出場を果たした。

　先制点はインテル。前半17分、FWディエゴ・ミリートのクロスを逆サイドに走りこんだMFヴェスレイ・スナイデルが流し込み、幸先よく先制に成功。さらにその2分後の19分、スナイデルのスルーパスに抜け出したカッサーノがゴール前に折り返すと、ミリートが難なく決めた。カッサーノのアシストからインテルがリードを広げた。

　後半はなかなかスコアを動かすことが出来なかったが、後半36分、ミリートの右クロスをカッサーノに代わって途中出場していたMFフィリペ・コウチーニョが合わせて、トドメを刺した。落ち着いた試合運びを見せたインテルが3-0で開幕ゲームを制した。

　長友もフル出場でチームの勝利に貢献した。インテルは今月、ポルトからDFアルバロ・ペレイラを獲得。左サイドを主戦場とするDFの獲得は長友の出場機会にどう影響するか。ポジション争いも注目を集める長友のインテルでのセリエA3シーズン目がいよいよ開幕した。

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