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レアル移籍のエッシェンが入団会見、「モウリーニョからの電話で十分だった」

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 チェルシーから1年間のレンタルでレアル・マドリーに加入したMFマイケル・エッシェンが1日、入団会見を行った。かつてチェルシーで師弟関係にあったジョゼ・モウリーニョ監督から直接電話でラブコールを受けたことを明かし、「『来てほしい』と言われ、一言『準備はできている』と答えてマドリードに来た。モウリーニョからの電話だけで十分だし、自分の答えはイエスだけだった」と語った。

「すべての交渉がとても早かった。昨日の午後、ホテルの部屋にいたときにモウリーニョから電話があった。『君が来てくれたらとてもうれしい』と言ってくれた。彼が自分をチェルシーに呼んでくれた監督だし、『あなたと仕事をする準備はいつでもできている』と話して、今、この場にいる」

 クラブの公式HPでエッシェンはモウリーニョ監督との絶大な信頼関係を口にする。「ダディと呼んでいるのは、彼を父親のように感じているから。チェルシーに自分を呼んでくれたし、とても良い関係を持っている。自分のことをよく知っている監督だし、GK以外のどのポジションでも自分がプレーできることを知っている。監督の言ったポジションで自分はプレーをする準備ができている」と強調した。

「監督とは良い思い出がある。一番の思い出はガーナに来て子供たちと一緒にサッカーをしたことで、その場にいた全員が幸せだった。本当に良い思い出だ」

 会見に同席したクラブ幹部のブトラゲーニョ氏は「昨日の午後、ラス(ラサナ・ディアラ)にとって、とても魅力的なオファーがクラブに届き、自分たちは可能性を検討した。ラスもそのオファーにとても満足しており、すべてがスタートした」と、アンジ・マハチカラ(ロシア)への移籍でクラブ間合意に達したMFラサナ・ディアラへのオファーを受け、チェルシーとの交渉をスタートさせたことを明かした。

「モウリーニョのもとでエッシェンがプレーをしていたことが今回の移籍の最終的な決定となった。監督は選手を100%信頼しているし、彼の競争意識の高さを知っている。今シーズンのチームの力になると監督は考えているし、そういった条件の中ですべてのアクションを迅速に行うことができた」

 会見後にはさっそくレアルでの初練習を行ったエッシェン。2日のリーガ・エスパニョーラ第3節グラナダ戦の招集メンバー20人にも名を連ねている。


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