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[国内杯]ローマが決勝進出…満身創痍のインテル監督は選手を称える

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 コッパ・イタリアの準決勝第2戦のインテル対ローマの試合が17日に行われた。3-2で制したローマが2戦合計スコアでも5-3と勝利し、5月26日にローマ・オリンピコで行われる決勝ではラツィオと対戦する。

 先制点を奪ったのはインテルだった。前半21分、流れるようなパスワークからMFジョナタンがゴールを奪った。しかし後半に入ると一気にローマが逆転に成功する。

 後半10分、ローマはFWエリク・ラメラが中央を突破すると、エリア内にスルーパスを通す。これに反応したFWマッティア・デストロが落ち着いて沈め、まずは同点に。さらに同24分、またもデストロが今度はDFフェデリコ・バルザレッティのグラウンダークロスに合わせて逆転ゴールを奪った。

 次の得点もローマ。後半29分、DFバシリス・トロシディスが右サイドからドライブ回転のかかったシュートでゴールネットを揺らし、勝利を決定づけた。インテルも同35分にMFリッキー・アルバレスのゴールで一矢報いたが、反撃もここまで。2-1で第1戦を制していたローマが、3-2で第2戦も制し、ラツィオの待つ決勝へと駒を進めた。

 怪我人続出で満身創痍のインテル。しかしこの試合でも敗れはしたが、最後までローマに食らいつく姿勢は見せていた。試合後、アンドレア・ストラマッチョーニ監督は、「選手を称賛するしかありません。彼らはピッチですべての力を出してくれた。特に前半はとても良く、追加点を奪うチャンスもあった。ローマは決勝進出に値する試合をしたと思いますが、インテルも本当に全力を尽くして戦ったと思いますよ」と選手たちを称えていた。

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