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CL決勝前哨戦でPKストップ、ノイアー「満足している」

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[5.4 ブンデスリーガ第32節 ドルトムント1-1バイエルン]

 ブンデスリーガは4日、第32節2日目を行い、すでに優勝を決めているバイエルンは敵地で2位ドルトムントと対戦し、1-1で引き分けた。1日の欧州CL準決勝第2戦・バルセロナ戦(3-0)から中2日。先発7人を入れ替えたバイエルンだが、後半19分に退場者を出しながら、中3日のドルトムントと引き分けに持ち込んだ。

 ユップ・ハインケス監督「我々が主力の大半を温存するため、面白味に欠ける試合になるだろうとの予想が大半だったが、そうはならなかった」と指摘。「しっかりと戦い抜いてくれた選手たちを賞賛したい。10人になってからも頑張ってくれたおかげで、勝ち点1を手にすることができた」と選手を称えた。

 後半15分にはPKを与えたが、FWレワンドフスキのキックはGKマヌエル・ノイアーがセーブ。チームに勝ち点1をもたらした守護神は「退場者を出してからはやっぱりきつかったけど、うまく対応できたと思う。(結果には)それなりに満足しているよ」と笑顔で振り返った。

 史上初のドイツ決戦となった25日の欧州CL決勝の前哨戦として注目を集めた一戦は、両チームともに主力を温存。参考にはならなかったが、ハイレベルな試合を展開し、互いに意地を見せた。「ドルトムントとの対戦は、ホームでもアウェーでも、親善試合みたいな雰囲気にはならない。レベルの拮抗した熱い戦いになるし、ドルトムント戦はいつでも大きなチャレンジなんだ」。シャルケ時代から何度となくルールダービーでドルトムントと熱戦を演じてきたノイアー。3週間後の頂上決戦も激戦必至だ。


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